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(頑張れば)誰でもできる、40代セミリタイヤの手順

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こんにちは、【海外銀行口座で金利生活】のSHUN(@ kaigaikinri )です。

高金利(6〜13%) × 低物価(日本の2分の1ほど)の 海外銀行口座で定期預金を作り、その金利だけで 海外のベストシーズンを渡り歩く計画を立てて去年から検証中です。



去年3月にカンボジアに行ってから1年が経ちました。
まさかこんなに海外に行けなくなるとは思ってなかったです。



何度か書いてきているように、海外に飛べるようになりさえすれば
銀行口座の定期利息だけでいくつかの国々のベストシーズンを渡り歩く
準備が終わっているのですが、とりあえずはそれまでお預けです。
(利息は入り続けているのでそのタイミングでいくら貯まっているのか楽しみです)

さて、私は

「40代でセミリタイヤする」を目標にそこまでの道筋を逆算して動いてきました。

結果、それに近い状態になったのですがこれはちょっと頑張れば誰にでもできることだと
思うので今日はその手順について説明します。

大きな流れとしては

1)セミリタイヤの定義を決める

2)ひたすら仕事する(というか稼ぐ)

3)そのほとんどを複利、積立、分散投資に回す

4)それを繰り返す

5)海外で運用する

です。

一つずつ解説していきましょう。

まず

1)セミリタイヤの定義を決める

あなたにとって「セミリタイヤしてる」というのはどんな状態ですか?

大抵の人はまず、なりたい自分を言葉としては持っていても
そのイメージが曖昧なのでそこにたどり着けません。

これは例えるなら「いつか高級車に乗りたい」と言葉で理解していても
「どのメーカーのどの車種に乗る」かまでイメージできていないと
実現しないか、もしくは実現していてもそのことに気付かない感じです。

そこで私はまず20代の前半、つまり「40代でセミリタイヤする」と
決めた時にあわせて、セミリタイヤの定義を決めました。

私にとってセミリタイヤの定義とはおおざっぱに言うと
「好きなことだけを仕事にできる状態」
「仕事をしてもしなくてもお金に困らない状態」


です。

一生遊んで暮らしたい、とは思っていません。
そんなことをしても退屈なだけです。

だけど一方で、やりたくない仕事をストレス抱えながらやるのは避けたい。

だから
(仕事をしなくてもいいんだけど)好きだから仕事をする
という状態をセミリタイヤと定義づけました。



これはあくまで私の定義なのでみなさんはそれぞれで大丈夫です。

死ぬまで遊びたければそれもアリだし、
生活するお金に困らない状態であっても自分磨きのためにイヤな仕事をする
でももちろんOKです。

なんにしても、どういう状態になった時にセミリタイヤと呼ぶか
それを決めることがセミリタイヤに向けた第一歩です。

2)ひたすら仕事する(というか稼ぐ)

さてここから。

当たり前中の当たり前ですが、
セミリタイヤすると決めただけでなにもしなくて
そうなれるほど社会は簡単にはできていません。

誰かの仕事と誰かの仕事の掛け合わせで
社会が成り立っているからです。

よほど財産がある家系か、それこそ宝くじでも当たらない限り、
あなただけが最初から遊んで暮らしていける作りではないです。

というわけで、ひたすらに働く・収入を得る
というプロセスは外せません。

楽して稼げる、みたいな手法が世の中あふれかえっていますが
サービス提供者以外(つまり利用者)でそうなれている人を見たことはありません。

私の20代はシステムエンジニアとして勤務しました。



残業残業、休日出勤は当たり前で、休みの日もいつシステムトラブルで電話が鳴るか
わからない日々でなかなか過酷でしたが、
それでも平均すると手取りで25万ぐらいはもらえていたので
当時としては悪くなかったと思います。

でも実際には手取りの数万の違いはそこまで重要ではなく
大切なのは次の3)のプロセスです。

3)そのほとんどを複利、積立、分散投資に回す

さて、重要なのはここからです。
手取りの数万の違いは「時間を味方につける」ことで埋めることができます。

しかしそのためには、「生活費以外のほぼマックスを投資にまわす」必要があります。

お金がたまらない人の共通点を見てみましょう。
大抵の場合、次の方程式になっているはずです。

A.収入 ー 生活費 ー 娯楽費他 = 貯金(投資)

つまり入ったお金から、いろいろ使っていって
「残った分を貯金(投資)する」という式です。

これでは月によってムラが生じるため
「生活費以外のほぼマックスを投資にまわす」状態にはなりにくいです。

ではどうすればいいか

B.収入 ー 貯金(投資) = 生活費、娯楽費他

式をこう入れ替えます。

つまり入ったお金から先に貯金(投資)する分を除いておいて
残りのお金で生活可能な水準にする、ということです。

同じ手取り20万でもAのパターンだと
ちょっと無理して家賃8万のとこに住もう、とか
今月服買いすぎたから残り2万しかない、とかなりがちで

このパターンにはまり込むと結局収入が上がっても余裕資金は増えないスパイラルです。



一方、Bのパターンでは
20万のうち例えば最初に8万は投資用に分けておくとして

ということは残り12万で家賃、光熱費、携帯、その他を払うにはどうすればいいか
考えるという工夫が生まれ、収入が上がった場合さらに投資に回すお金が増えます。

お金を貯めるにも増やすにも

収入 ー 貯金(投資) = 生活費、娯楽費他
収入から先に余裕資金を除いた分で生活するという発想が大切です。

しかし、ずっとこれだといつまでも生活水準が上がらない、、、
という懸念もあるかと思いますがそんなことはありません。

やがて投資から産みでたお金を生活に回せる時がきます。
それまでの我慢です。

4)それを繰り返す

貴重な手取りからせっかく投資用の資金を確保したなら、
あんまりよくわからないリスキーな投資は避けて
安定的に年利10%ぐらいを目指してください。

年利10%を目指す方法はいくつか紹介しています。

投資信託で簡単に年利10%を狙う方法
安定的に年利10%を狙う方法(具体例あり)
安定的に年利10%を狙う方法2(具体例あり)

急いで増やそうとすると、ほぼ確実にミスります。
年利50%とか、3年で5倍とか、普通の人に回ってくるそんな話は
宝くじよりうまくいく確率、低いですから。

私たちのような一般人が安全に資産形成をするには
「時間を味方につける」ことです。

投資において「長期」に勝る必勝法はありません。

長期的に、複利で毎月、積み立てて分散投資していけば
世界経済がどんな危機も乗り越えて最終的には発展している以上、
一時的に損を抱えることはあってもその後きっと資産として形成されます。



雪だるま式に増えるポイントまで、ひたすら愚直にそれを
繰り返し続けましょう。

5)海外で運用する

例えば毎月8万ずつなら年間で100万弱、
ボーナスからも回すならそれ以上の金額が毎年積み立てられます。

明らかに増えている実感が湧いてくるのは3〜5年ぐらいした頃でしょうか。
収入が上がったらその金額を増やすことでさらに加速は早まります。

やがて7年ぐらいした時にはある程度放置していても
資産が形成されていく状態が実感できると思います。

そこまでいけば「海外運用」を考えてみましょう。

このブログを通して私が提唱している
高金利 × 低物価の国で定期預金を組み、
その利息だけでベストシーズンを渡り歩く
などです。



確かに口座開設もその維持も、ハードルが低くはないですが
大手の銀行口座である安心感、諸外国の成長性、
日本の2〜3分の1で滞在できるお得感など
そのメリットは計り知れません。

このステップまでいけば、
それほど老後を気にしなくてもよくなり、
好きなことだけを仕事に選びつつ、
行きたい時に行きたい所に行くことができます。



以上、セミリタイヤまでの手順を次の5段階にわけて解説しました。

1)セミリタイヤの定義を決める

2)ひたすら仕事する(というか稼ぐ)

3)そのほとんどを複利、積立、分散投資に回す

4)それを繰り返す

5)海外で運用する

繰り返しになりますが、これはちょっと頑張れば誰にでもできることだと思います。

あなたが今、何歳でいつのセミリタイヤを目指しているか
でプランニングは変わってきますが、概ね誰でも15年ほどあれば
仕事とお金を切り分けた状態をある程度作ることは可能です。

1)〜5)、どの段階にあってもその人に合ったサポートができますので
興味がある方は気軽にご連絡ください。

65歳や70歳まで働き続けるのももちろん一つの生き方ですが、
好きなタイミングで好きなことをして、
好きな仕事で全力で社会貢献するのも人生の醍醐味です。

一度きりの人生を一緒に楽しんでいきましょう。

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