こんにちは、【海外銀行口座で金利生活】のSHUN(@ kaigaikinri )です
昨日は案の定、アメリカとイラン&イラク問題を受け
日経平均は大幅に下落しました。
今日370円強の上昇と、割と早く盛り返したのは
予想外でしたが、今年は世界情勢含め波乱がありそうです。
さて、投資している商品が値下がりすると一般的には
ネガティブに捉えてしまいがちですが、私はむしろ
ポジティブに捉えます。
その理由はシンプルで
積立投資してるから
です。
5年前までは積立投資?
一括で購入できないための分割みたいなもんでしょ。
ぐらいにしか思っていませんでした。
100万円、一括で投資する資金がないから
5万円を20回に分ける、みたいな。
しかし、
積立投資の考えは全く違うものでした。
それを知ったのは野村証券のセミナーでした。
そこで出されたのはクイズ形式のある表でした。
【最初1万円で設定されていたが10年後に5,000円になってしまった株】を
①最初に100万円一括購入していた場合
②月に1万円ずつ100ヶ月にわたり積立購入した場合
の比較です。
①の場合、売却した時に手元に残るお金は50万です。(配当金は除く)
では②の場合はどうでしょう。
月に1万円ずつ積立購入していくので
1万円の時は1口
5,000円の時は2口
2,000円の時は5口
1,000円の時は10口
購入することになります。
つまり、
値段が安ければ口数を多く買えるわけですね。
100万円で一括購入する場合、口数は100口ですが
積立で購入する場合、タイミングによって買う口数が異なります。
そして、特筆すべきは「価格が下がっている時の購入」
もし、ずっと1,000円を推移しているとするとわずか
10ヶ月(つまり10万円)で100口購入できることになります。
100万円購入までそれが続くと、なんと1,000口購入できます。
それが例えばその後、2,000円に値上がりすると
時価評価額としては200万円ということになり、
購入当初の価格1万円から見ると、
商品価格自体は5分の1になっているにもかかわらず、
時価評価額は2倍になっています。
最初の例に戻って仮に5,000円になっていると
1,000口買えていれば500万です。
これは相当極端な例ですが、
①一括購入の買い方がシンプルに
「購入時点より高いか安いか」
だけなのに対して
②積立投資の買い方は
「下がっている時にためた力(口数)が
上がることで一気に爆発する」
ということで
これが
【積立投資の威力】
となります。
購入価格を「平均値に近づける」この買い方は
ドルコスト平均法とも言われ、
長期投資に非常に有効です。
ですので私は、仮に一括で購入する資金があったとしても
必ずコツコツ積立にします。
ロボアドバイザーによるウェルスナビは
月5回までの積立設定ができるので
より、タイミングの分散効果を得ることができます。
繰り返します。
投資している商品が値下がりすると一般的には
ネガティブに捉えてしまいがちですが、私はむしろ
ポジティブに捉えます。
日経平均であろうと、ニューヨークダウであろうと
下がった時は力をためるチャンスだからです。
リーマンショックの時にそれができていれば
今頃、すごいことになっていたんですが
あの時は残念ながらまだ積立の威力に気付いておらず、
株、不動産、リスク資産
全てが暴落する中で戦々恐々でした。
というわけで、
安い時に多く買う積立投資は長期資産運用に最適です。