こんにちは、【海外銀行口座で金利生活】のSHUN(@ kaigaikinri )です
日本にいても銀行や証券会社などで
トルコリラ定期預金を組めます。
私が証券会社で組んでいるトルコリラ定期預金は
1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月いずれも金利7%です。
が
基本、日本で預けたトルコリラ預金を
リラのまま引き出すことはできませんので
一旦、日本円に戻す必要があります。
戻す必要があるということは
「為替リスク」を抱えるということです。
この為替リスクが日本でトルコリラ預金する上での大問題です
事実、私がFXや証券などで
トルコリラに投資をし始めた2年前は
1リラ=30円ほどでした。
今は1リラ=18.5円ほどです。
(2019年12月27日現在)
ということは為替手数料を考えなければ
2年前にトルコリラを30万円分買っていたとしたら
10,000トルコリラで、(30万円 ÷ 30円)
その10,000リラを今、日本円に戻すとしたら
185,000円(10,000リラ × 18.5円)
というわけで仮にこの2年で年利10%×2回=20%
トルコリラが増えていたと仮定しても
12,000トルコリラ × 18.5円=22,2000円となり
円ベースで25%ほど損してしまっている計算です
ちなみに10年ほどまえには1リラ60円ほどを推移していて
その時から比べるとトルコリラ通貨価値は円に対して3分の1以下です。
ですので日本にいながら
スワップ狙いや金利狙いでトルコリラに投資するのはなかなか冒険
ということが言えます。
トルコやトルコリラの経済上の歴史をネットで検索していると
大きな流れがわかります。
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【リーマンショック前】政策金利16.75%
【2013年】政策金利4.5%
【2015年以降】金利が再び上昇
【2018年】17.75%
高金利の背景には物価の上昇があり、
トルコ中銀の目標としているインフレターゲットを超えた水準での
インフレ率推移が続いていて、その対策として高金利に設定している。
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2019年9月に1ヶ月滞在した時には「物価が安い」と感じましたが
それでもインフレはハイペースで進んでいたんですね。
ただ、一時に比べ金利が下がったとは言え
それでもまだトルコリラは高金利通貨であることに間違いはありません。
為替リスクの影響を受けずにトルコリラの高金利を受け取る
方法が1つあります。
それは
【現地で銀行口座を作ること】
です。
トルコ国内で銀行口座を作ってそこにトルコリラを預ければ
今の金利であればトルコリラベースで増え続けます。
そしてトルコの銀行なのでもちろん、トルコ国内でリラのまま
ATMなどで引き出せます。
そうすれば、1年後の利息で思った以上のことができることに気づくでしょう。
極端な話、100万円預けて10万円分のトルコリラがつけば
円に戻すともしかすると元本割れするかもしれませんが
トルコリラのまま使えば
宿泊費としても食費としても観光費としても、
相当分、利息だけでまかなえます。
トルコで銀行口座を開設する方法については
こちらをご参照ください。
まとめます。
日本にいても銀行や証券会社などで
トルコリラ定期預金を組めます。
が
基本、日本で預けたトルコリラ預金を
リラのまま引き出すことはできませんので
一旦、日本円に戻す必要があります。
戻す必要があるということは
「為替リスク」を抱えるということです。
この為替リスクが日本でトルコリラ預金する上での大問題で
これを避けるために
「トルコ国内で銀行口座を作ってそこにトルコリラを預ける」
という選択は面白いと思います。