こんにちは、【海外銀行口座で金利生活】のSHUN(@ kaigaikinri )です
2019年から「あること」にチャレンジしています。
その「あること」とは–
「金利が高く、物価が安い国に銀行口座を開設してその金利だけで、海外のベストシーズンを渡り歩く」
というものです。
結論から言えば、
準備はそれなりに大変だが、
完了してしまえば充分可能です。
ではその理由とやり方と見てみましょう。
2019年11月5日現在において
私はベトナム、インドネシア、トルコに銀行口座を持っています。
そして今月はカンボジア、
来年1月はフィリピンに口座開設予定です。
海外の銀行口座というと香港のHSBCを
思い浮かべる方が多いと思いますが、
私が海外に銀行口座を作る理由は少し異なります。
おそらくHSBCに口座を開設される方は
その口座を通して株や投資信託、不動産などを
購入したり、収入をその口座で管理するといった
用途でお使いだと思います。
私の口座開設の目的はそうではなく、
銀行の高金利を現地通貨で受け取って
その国に滞在する、というものです。
それができれば元本を減らすことなく
かつしっかりと計算すればそれぞれの国の
ベストシーズンを渡り歩くことができます。
金利 × 物価 × 気候
これが私のやろうとしていることです。
まず《金利》に関してです。
私が現時点で保有している3カ国の
それぞれの1年定期の金利です。
ベトナム ・・・6.1%
インドネシア・・・7.5%
トルコ ・・・13.25%(驚異!)
そしてこれから作ろうとしている2カ国
カンボジア・・・6.5%(米ドル建て)
フィリピン・・・8.5%(米ドル建て)
いかがでしょうか。
日本にも何十年も前に郵便局で8%以上ついた時代が
あったのはご存知の方が多いと思います。
世界的に見ると、0.01%という超低金利が
もう何年も続いている日本の方が異常であり、
通常に経済発展が行われている国々においては
5%を超える金利は決して異常でも危ないものでもありません。
まずはそのことをお知りください。
そして《物価》を見てみましょう。
東南アジアやトルコの平均月収は5万〜6万です。
逆に言えばそのくらいの月収でも
生活できるくらいの物価、ということです。
実際に旅行した方ならお分かりかと思いますが
ホテルもかなり良いホテルが朝食込みで5,000円ほどだったり
エステやスパは1時間1,000円ほど、
食事もお腹いっぱい食べてビールも飲んで500円ほどだったりします。
ここで考えてみてください。
この《高金利》と《低物価》が掛け合わさると
どうなるでしょう?
例えばインドネシアの銀行に1年定期で100万円預けたとします。
そうすると1年後には75,000円が付く計算です。
(金利収入が20万円を超える場合は申告が必要です)
75,000円と言えば、インドネシアの平均月収の1ヶ月分強です。
贅沢しなければ1ヶ月暮らすことは十分に可能です。
これがまず、「金利 × 物価」の素晴らしさです。
ではこれに「気候」を掛け合わせるとどうなるでしょう?
私は、この計画を立てるときにまず
金利が高く、物価が安い国をピックアップし、
それぞれの国のベストシーズンを調べました。
仮に利息だけで1ヶ月生活できたとしても
極端に暑かったり、雨が多かったりだと
海外に行く必要性が薄れてしまいます。
では1つずつ見てみましょう。
ベトナムのベストシーズンは?
【ベトナム 気候】などで検索すると
1年の気温や降水量の推移がわかります。
ベトナムは北部(ハノイ)、中部(ダナン)、南部(ホーチミン)に
わかれていて、それぞれ違った雰囲気で人気です。
ホーチミンの気温を見ると、
4月〜6月はかなり暑く、11月〜3月ごろまでが比較的
過ごしやすそうです。
また降水量に関しては5月〜10月は雨が多く、
12月〜3月はほぼ雨が降らないようなデータです。
ということは、ベストシーズンは12月〜3月あたりと言えるでしょう。
インドネシアのベストシーズンは?
続いてインドネシアはどうでしょう。
インドネシアは無数の島々から成り立つ赤道直下の国です。
その中でもバリ島は世界的リゾート地として有名ですね。
首都ジャカルタの気温と降水量を見てみると
1年を通して暑そうですが、その中でも
7月、8月あたりは東京より少し涼しそうです。
ただ、と言っても暑いのには変わりないので降水量を見てみましょう。
11月〜4月ごろまでは雨季で、とても雨が多そうです。
反対に6月〜10月は雨の少ない乾期のようです。
ベトナムとちょうど逆ですね。
トルコのベストシーズンは?
そしてトルコ。
トルコは相当広く、西はヨーロッパ側、東はアジア側と
異なる顔を持つ国です。
ただ、一般的に観光に適しているのは
イスタンブール、イズミル、などがある西側なので
そちらの気候を見てみましょう。
イスタンブールの平均気温は東京の平均気温と曲線自体は同じです。
つまり、東京が暑い時には暑く、寒い時には寒いわけです。
ただ、いずれの月も東京の平均気温を超えることはないので
冬は東京より寒く、夏は涼しいということになります。
気温でいうとベストシーズンは6月〜9月でしょうか。
降水量に関しては10月ごろから多くなりそれが3月まで続きます。
そして6月〜9月は雨が少ないので、雨量に関してもこの辺りがベストです。
カンボジアのベストシーズンは?
そして最後に、今月口座開設予定のカンボジアはどうでしょう。
気温は1年を通して高めです。
ですが、その中でも3月4月が特に高く、そこは外した方が良さそうです。
降水量はどうでしょう。
3月から少しずつ雨が増え始め、10月に雨のピークを迎えます。
11月〜2月は比較的落ち着くことから気温と合わせても
その辺りがベストと言えそうです。
では気温、雨量から見た4カ国のベストシーズンをまとめます。
ベトナム ・・・12月〜3月
インドネシア・・・6月〜10月
トルコ ・・・6月〜9月
カンボジア ・・・11月〜2月
ここで忘れてはいけないのは「日本のベストシーズン」です。
日本で過ごしやすい時期はやはりその良さを存分に楽しみたいですね。
1月・・・真冬
2月・・・真冬
3月・・・花粉
4月・・・花粉→ベスト
5月・・・ベスト
6月・・・梅雨
7月・・・夏
8月・・・真夏
9月・・・台風
10月・・・ベスト
11月・・・ベスト→冬
12月・・・冬
こうして見ると
(私の主観ですが)日本のベストシーズンは
「4月中旬〜5月末」と「10月〜11月中旬」
ではないかと思われます。
ここに先ほどの4カ国を当てはめていくとどうなるでしょう。
1月・・・カンボジア
2月・・・ベトナム
3月・・・ベトナム
4月・・・日本
5月・・・日本
6月・・・インドネシア
7月・・・インドネシア
8月・・・トルコ
9月・・・トルコ
10月・・・日本
11月・・・日本
12月・・・カンボジア
これが
「金利 × 物価 × 気候」
それぞれを掛け合わせたバージョン、つまり
【高金利 × 低物価 × ベストシーズン】
です。
実質、日本に滞在するのは1年のうちの4ヶ月間。
それ以外の8ヶ月は4カ国を2ヶ月ずつ、
金利だけで生活するわけです。
ここにフィリピンやその他の候補国が加われば
よりバリエーションに富んだものになります。
そのためには各国に銀行口座を開設し、
ベストシーズンの直前に利息が入ってくるよう
計算して定期預金を組む必要がありますが
1度、その流れを作ってしまえばあとは基本、放置して大丈夫です。
ここで繰り返します。
私は2019年から「あること」にチャレンジしています。
その「あること」とは–
「金利が高く、物価が安い国に銀行口座を開設して
その金利だけで、海外のベストシーズンを渡り歩く」
というものです。
結論から言えば、
準備はそれなりに大変だが、
完了してしまえば充分可能です。
それぞれの口座開設の流れはこちら
【ベトナム編】
【インドネシア編】
【トルコ編】
【カンボジア編】
ただ、1人で海外を渡り歩いても楽しさを共有できないので、
考えているのはそれぞれの国で3ベッドルームぐらいの一軒家を
1〜2ヶ月借りて滞在費用は私持ちで
友人や仲間を招待する、というものです。
旅しながら仕事したり、仕事しながら旅したり、ただゆっくりしたり遊んだり、
銀行の金利が安定的につけば気持ちにゆとりができ
未来の選択肢の幅が広がります。
そんな「海外口座で金利生活」
一緒に楽しんでみませんか?