こんにちは、【海外銀行口座で金利生活】のSHUN(@ kaigaikinri )です
さて、今月のベトナムーカンボジア旅行が近づいてきました。
今回の目的は
1)ゴルフ
2)定期預金増額
の2点だったんですが
2)の貯金増額に暗雲が立ち込めてきました。
というのも、分散の意味を込めて
ベトナム、カンボジア双方に少しずつ増額してこようと
思っていたんですが
数ヶ月前にオンラインバンキングで確認したところ
「あなたは定期預金を組めない」的なメッセージが表示され
さらに理由を調べていくとどうやら
滞在を証明するVISAがなければ定期口座の新規開設ができない
ルールに変更になった模様です。
去年4月にはVISAなしで普通に開設できたんですけど、、、
というわけで
【悲報】海外銀行口座が簡単でない話し
と言うテーマで
海外銀行口座の難しさを解説していきます。
そもそも作るのが難しい
実は日本でも、年々口座開設が難しくなってきているのをご存知ですか?
昔は子供名義やそれこそ他人名義でも口座開設ができたらしいですが
今は子供であっても証明書なしでは当然不可です。
さらにこれは名古屋に引っ越してみて気づいたんですが、
住所が離れている銀行の口座開設は基本、断られます。
近くにある大手銀行、地方銀行4つに断られました。
単身赴任で住民票を移してない場合はどうなるんでしょうね。
日本人が日本で作る場合でも、住所近くでなければ口座開設が不可なので
海外ならなおのこと、苦戦が予想されます。
一応、今までのところ
ベトナム、カンボジア、インドネシア、トルコで開設が
できていますが、それぞれ現地の人に手伝ってもらいました。
また、今はそれで開設ができても
タイミングやルール改定により今後どうなるかはわかりません。
香港のHSBCも年々、審査が厳しくなっていると聞きますし。
定期預金=銀行にとってはお金が入ってくる
と言う構図なので、喜ばれるかと思いきや
意外とウェルカムではないなと言うのが各行の印象です。
ルールが頻繁に変わる
今回のケースが良い例ですが
この前までできたのに急にできなくなる
と言うことが発生する可能性があります。
これは、まだ制度が整っていない部分がある分
日本より変わりやすいと言えるでしょう。
日本でも政権が変われば政策がガラッと変わりますが
新興国ではそれがより顕著です。
さすがに、「外国人の預金は没収」などはないと思いますが
それでも、急に預けられなくなるリスクなどは考えておいた
方がいいのではと思います。
管理が面倒
今のところ、口座開設した全ての銀行で
オンラインバンキングが使えます。
ただ、もちろん表記は現地語か英語で
ユーザーインターフェース(画面操作方法)も
国によりまちまちなので、慣れるまで少し面倒です。
また、海外に送金する場合はやはり国内送金よりは
圧倒的に手間がかかります。
その手間をいとわないなら、
日本から海外銀行に送金して
オンラインで定期預金を組む
ということも、ほとんどの銀行で可能です。
さて、話しは戻って今月のベトナム行きに向けて
2つ目の、「ルールが頻繁に変わる」の
影響を受けそうです。
そこで、今の内に打てる手をいくつか
打ちつつ、3つほど選択肢を作りました。
それを紹介します。
1)現地人のサポートを得て、定期預金を開設する。
すでに口座の開設は済んでおり、去年4月に定期預金も組めています。
しかし今回のルール改定により、外国人はVISAなしで定期預金を
組むことができなくなった(らしい)。
そこで、現地の人についてきてもらって交渉してみようと思います。
幸い、ベトナムには信用ができる現地の友人が3人ほどいるので
まずは初日にその選択肢をトライしてみますが、、、
銀行ルールである以上、これがうまくいく可能性は低いと見ています。
2)違う銀行でトライしてみる
実はベトナムで銀行口座を作ったのが一番古く、
もう6、7年前になります。
その際、オンラインバンクの使い勝手などで
結局はニュージーランド系の銀行で定期預金を組んだのですが、
現地銀行の方が利率がいいので、一応ローカル大手バンクでも
口座開設をしておきました。
普通預金に1,000円ほど入れただけで
もうずっと入金も出金もしていないので
口座がキープされているかは不明ですが
1)の方法で無理だった場合は
一応行って確認してみようと思っています。
3)カンボジアだけで増額する
実際、去年11月に作ったカンボジアの銀行が
米ドル建て6.5%、利息が3ヶ月に1度入るため
とても使い勝手がいいと思っていて、
そのままカンボジアだけに増額するのもアリはアリです。
ただ、気持ち的には国と銀行を分散したいというのが
本音ですが、どうしてもベトナムで新規定期が組めなければ
この方法にします。
このように、海外で銀行口座を作り維持する上で
いろいろと手間がかかるのは事実です。
しかし、それを差し置いても
年利6〜10%という利率と
日本の1/2〜1/3という低物価は相当魅力で、
うまく開設&管理すれば
それこそ金利だけで長期滞在することも可能です。
日本では老後2,000万〜3,000万問題が
少し前に話題になりましたが
それだけあれば海外の銀行口座なら
リタイヤできるレベルです。
というわけで、まずは今月のベトナムとカンボジアに
全力投球してきます。